ここは、遺跡と呼ぶべきか?
現在まで信仰を受け継がれてきた
お寺だと思います。
スコータイ時代に
クメール風寺院として建立された
王室寺院と説明が有ります。
仏陀の遺品が納められた5基のPrangと、
壁画を持つ礼拝堂から成っています。
また、漆喰のレリーフの名作を見る事ができます。
漆喰のレリーフの職人の有名な学校も
併設されているようです。
Prangに施された漆喰のレリーフです。
こう言うレリーフが、Prangや回廊の破風に
施されています。
ここで学んだ人達が作ったのだと思います。
東から見たところ。
クメール風Prangが立っています。
Prangの周りには、回廊があり、東から西へ回って
回廊の内側に入ります。
南西から見たところ。
中央の塔を中心に、東西南北に小さな塔が囲んでいます。
南から見たところ。
Prangの入口には、門衛像が立ってます。
Prangの基壇の東面には、
白い漆喰に四角な窓が開けてあり、
ラテライトの石積みが見えます。
東正面から見たところ。
ヤックが両側を守っています。
ヤックは、ヒンドゥー教のヤクシャ(夜叉)に
由来します。
その拡大写真です。
北側側から見たところ。
北側入口です。
北西から見たところ。
中央のPrangには、黄金の仏陀像が見えます。
西側から見たところ。
回廊の外に出て、周囲のレリーフも見て回ります。
漆喰のレリーフです。
ガルーダに乗るヴィシュヌ神です。
ガルーダが足で掴んでいるのは、天敵のナーガです。
漆喰のレリーフです。
3つの頭を持つアイラーヴァタに乗るインドラ神です。
ガルーダに乗るヴィシュヌ神です。
その拡大写真です。
一番下の顔と手の化け物は、カーラです。
ガルーダが手と足で掴んでいるのは、天敵のナーガです。
この破風の図柄は何でしょう?
その拡大写真です。
一本の木に動物が左右から足を持たせかけています。
鹿かと思ったが、良く見ると鼻が長い。空想上の動物と思います。
破風の上部には、頭が上下に2つ並んでいます。
下の頭は、口が嘴になっているのでガルーダだと思います。
ガルーダの上に乗るのはヴィシュヌ神かな。
この破風の図柄は、ガルーダです。
その拡大写真です。
顔つきが面白い。
口が嘴のように見えないが、
手が羽になって大きく広げているポーズは、
ガルーダだと思います。
一番下は、カーラのようです。
南東隅の仏陀が祀られたお堂の周りには、
セーマ石があります。
南東隅のお堂の前の獅子(シンハ)です。
ユーモラスな顔つきをしています。
礼拝堂の東正面の破風にも
立派な漆喰のレリーフがあります。
南東隅のお堂の破風です。
南東からPrangを見たところ。